育休復帰したくない。私の気持ちを肯定してくれた一冊の本『ママがいい!』

シンママ

周りの友達はみんな、子どもが0歳や1歳で保育園。

「みんな普通に復職しているのに、行きたくないと思うのは私の甘えなのかな」

理由がわからず自分を責める日々…。

そんなとき、ある本との出会いが、私のガチガチだった考えをガラリと変えてくれました。

「なんとなく嫌」というモヤモヤの正体は、「ただ、この子と一緒にいたい」という本音だったのです。

まだ、仕事を辞めると完全に決断したわけではありません。

でも、選択肢の中に「自宅保育」というもう一つのルートを入れただけで、焦っていた心が劇的にラクになりました。

今、育休復帰が怖くて、自分の本音にフタをして苦しんでいるあなたへ。

答えは今すぐ出さなくて大丈夫。心がフッと軽くなるヒントを、私のリアルな葛藤とともにお届けします。

この記事がどなたかの参考になれば嬉しいです。

周りはみんな0歳か1歳で保育園。復職を前に私が感じていたモヤモヤ

生後数ヶ月の0歳や、1歳になったタイミングで、周りの友達は当たり前のように保育園の手続きを始め、次々と復職していきました。

「特に私の場合はシングルマザー。私が大黒柱として必死に働いて稼がなきゃいけない」

頭ではそう分かっているのに、私の心は復職に前向きになれません。保育園の書類を眺めるたびに、胸がチクチクと痛むのです。

「みんな普通にやっていることなのに、なぜ私はこんなに嫌なんだろう」

「私はただ、仕事をしたくない甘えなのかな」

理由のわからないモヤモヤで、自分を責める毎日でした。

正直、我が子を預けてまで「やりたい仕事」ではなかった

よく「子供を預けるのは寂しいけれど、仕事にやりがいがあるから頑張れる」というママの話を聞きます。でも、私の場合は違いました。

正直に言って、「我が子に寂しい思いをさせてまで、やりたい仕事」ではなかったのです。

ただでさえシングルマザーで、子供と二人きりの大切な時間。それなのに、そこまで情熱を持てない仕事のために、今しか見られない子供の成長の瞬間を切り離してしまうことに、どうしても納得がいきませんでした。

「生活のためには、自分の気持ちにフタをして会社員に戻るルートしかない」

そう思い込んで、選択肢のない暗闇の中で、育休終了のカウントダウンに怯えていました。

本『ママがいい!』が出口をくれた。「なんとなく嫌」が「一緒にいたい」の確信に変わった瞬間

先の見えないモヤモヤの中で、育休終了へのカウントダウンに怯えていたとき、私は松井和さんの『ママがいい!』という本に出会いました。

ページをめくる中で、私の胸に強烈に突き刺さった言葉があります。

慣らし保育とは、何に慣れるように行うことなのか。「ママがいいー、ママがいいー」という叫びに慣れるためなのか、慣れて言わなくなることに慣れるためなのか。

0歳から預ければ「ママがいいー」という言葉さえ存在しなくなる。

この一節を読んだとき、目の前がパッと開けると同時に、涙が出そうになりました。

「そっか。私は、働くのが嫌だったんじゃないんだ」

慣らし保育で「ママがいい!」と泣き叫ぶ我が子を見るのが、ただ耐えられなかった。預けてまでやりたい仕事でもないのに、子供にそんな辛い思いをさせるのが嫌だった。

言葉にできなかった「なんとなく嫌」という違和感の正体は、「ただ、この子と一緒にいたい。この子の『ママがいい』に全力で応えたい」という、私の奥底にあった純粋な本音だったんだと、この時に確信しました。

「甘え」じゃない。私の奥底にあった子供への純粋な愛情

世間はよく「0歳や1歳から保育園に預けるのが普通」「シンママなんだから甘えるな」という正論をぶつけてきます。

でも、「こどもと一緒にいたい」と願うのは、母親としての甘えなんかじゃありません。一人の人間として、我が子を命がけで愛しているからこその、とても尊い本能です。

周りの友達がどんなペースで復職していこうとも、世間がどんな「シンママ像」を押し付けてこようとも、自分のこの本音だけは絶対に否定しちゃいけない。そう思えたとき、張り詰めていた心がすっと軽くなりました。

選択肢に「自宅保育」を入れてみたら、もうひとつの未来が見えて心が劇的にラクになった

自分の「こどもと一緒にいたい」という本音を認めたからといって、今すぐ会社に退職届を出したわけではありません。シングルマザーとしてのこれからの生活費や、現実的な問題はもちろん頭をよぎります。

でも、頭の中だけで「会社員に戻る一択」を辞めてみたのです。

人生の選択肢の中に、ただ「自宅保育というもう一つのルート」を並べてあげました。

すると、それだけで、窒息しそうだった心に、少しのゆとりが生まれたのです。

今すぐ答えを出さなくてもいい。自分のピュアな願いを味方につける

「自宅保育をベースにするなら、どんな在宅ワークができるだろう?」

「今の固定費をどこまで削れば、この子との時間を最優先にできるかな?」

もうひとつの未来の選択肢をただ視野に入れただけで、それまでは暗闇だった場所に、新しい生き方のヒントがいくつも見えてくるようになりました。

今すぐ白黒つけて答えを出さなくても大丈夫です。大切なのは、「シンママだからこう生きなきゃ」という世間の型に自分を無理やりハメて、心を殺さないこと。

まずは自分のピュアな願いを自分で味方にしてあげる。それだけで、会社にしがみつかなきゃいけないという心の縛りは、驚くほどするりと解けていきます。

まとめ:あなたの「なんとなく嫌」は、子供を愛している大切なサイン

今回は、周りが0歳や1歳で保育園に預ける中、育休復帰に悩んでいた私が、本をきっかけに自分の本音に気づくまでのストーリーをお話ししました。

  • 周りはどんどん復職職していくけれど、心が追いつかない焦り
  • 正直、我が子を預けてまでやりたい仕事ではないという本音
  • 「慣らし保育で泣かせたくない。ただ一緒にいたい」という純粋な愛情

シングルマザーだから、大黒柱だからと、自分の心に嘘をついて完璧な肩書きを生きる必要はないのかもれしません。あなたの心にある「なんとなく嫌だな」という違和感は、子供を命がけで愛しているとても大切なサインです。

会社に戻る道も、自宅保育を選ぶ道も、どちらもあなたが選んでいい自由な選択肢。

答えは急がなくていい。まずはあなたのその愛おしい本音を、どうか一番に大切にしてあげてください。

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